新年を迎えることが出来ました。
今年も無事に、新年を迎えることが出来ました。
昨年は、多くの方々にお許しをいただきながら、何とか過ごすことが出来ましたことをありがたく感謝申し上げます。
今年は霧の新年となりました。お正信偈の中に「譬如日光覆雲霧 (ひにょにっこうふうんむ)雲霧之下明無闇 (うんむしげみょうむあん)」というところがあります。
訳すと、「たとえ日光が雲や霧に遮られていても、雲や霧の下は明るく闇には覆われてはいないように、私の煩悩(悩み苦しみ)が大悲(阿弥陀如来さまの救いの働き)を妨げていようとも、阿弥陀如来さまの大悲は間違いなく私に至り届いている。」とのお言葉を思い出しました。私の眼では霧で遮られ見えませんが、阿弥陀さまのお働きは間違ありませんと、気付かされるご縁の霧でした。本年もよろしく、ご指導のほどお願い申し上げます。
2016年1月1日